私は、50歳を過ぎてから口内に問題があり、治療をしてもあまり良くはなりませんでした。
自分の商品分析の知識から、重曹が有効ではないかと考え、重曹ベースの歯磨き剤を開発してみようと思いました。
開発段階では、歯茎が紫色になったり、ピリピリしたこともありましたが、１年半の試行錯誤の末、ようやく形にすることができました。
口内に問題を抱えている人に勧めたところ大好評で、本格的な商品開発も勧められたこともあり、商品開発に着手しました。

虫歯にはフッ素が有効といわれていますが、歯磨き後にあまり口をゆすがないことが条件なんです。
口内のフッ素濃度を一定に保つ必要があるのですが、これでは、衛生上、安全上、問題が生じるのではないかと考えています。
フッ素は虫歯には強くても歯周病や構内衛生には効果的ではないという事実も考慮するべきだと思います。

また、食後は口内が酸性になり歯質が柔らかい状態になるので、すぐに歯を磨くと、歯を削ってしまう可能性があります。
美歯テンダーは、重曹の効果で口内の酸性化を防止でき、研磨剤が配合されていないので、食後すぐに歯を磨くことができます。

歯、歯茎、口腔の健康に関心をお持ちの方には、年齢、性別を問わずに使ってほしいですね。
年配の方や歯磨き剤の誤飲が心配の方で、通常の歯磨き剤の安全性に不信・不安をお持ちの方でも安心して使用できる商品となっています。

神奈川県立産業技術総合研究所（KISTEC）があり、商品の開発や試験が行いやすいからです。
調べ物や知財関係の対応がしやすくて、創業者には良い環境だと思います。

神奈川県立産業技術総合研究所（KISTEC）